大坂なおみが3回戦進出…アンディ・マリーも絶賛:テニス全豪OP

Naomi Osaka win 2nd round on Aus OP

テニスのグランドスラム大会今季初戦の全豪オープン(メルボルン・パーク:ハードコート)は現地時間1月19日、女子シングルス2回戦が行われ、第13シードの世界ランキング14位の大坂なおみが同54位のマディソン・ブレングル(米国)をストレート勝ちを収めた。

大坂はの2013年以来の対戦となるブレングル相手に、第1セットを連取してわずか20分で圧勝。第2セットではブレングルが粘り強さに定評があるベテランらしく攻め立てる。第7ゲームのブレングルの10度目のブレークチャンス時、大坂はミスを誘われ、ついにブレークを奪われることに。

大坂なおみが3回戦進出…アンディ・マリーも絶賛:テニス全豪OP

しかし、大坂はここでペースを崩すことなく第8ゲームでブレークし返し、流れを取り戻すことに成功。第10ゲームで仕留めて、1回戦に続いてストレート勝ち(6−0、6−4)となった。5年連続6度目の3回戦進出を決めた。

試合後、大坂は第2セットでの、10代の頃に対戦したブレングルの記憶から、ボールを取り返される試合運びを思い出し、ミスを誘われることを警戒したというが、それでも「少し動揺した」と話した。それでも「(第2セット第8ゲームで)ブレークバックできてよかった」と自身の勝因を振り返った。

この試合をみていた男子テニスのグランドスラム通算4度優勝のアンディ・マリーは「大坂なおみより、ベースラインからクリーンなボールを打てる人がいるかい?」と自身のTwitterでツイートし絶賛。大坂も「アンディ・マリーより、心を込めて戦いに打ち込める人はいますか?」とリツイートし称賛で返した。このやりとりについて会見で訊かれた大坂は、「驚きました。彼のような人物に私の試合を話題にして貰えたことは本当にクールでした」と話した。

21日に予定する3回戦では、同60位のアマンダ・アニシモワ(米国)と対戦する。

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