2019年ウィンブルドンジュニア優勝の日本テニス界の新星、望月慎太郎がプロ転向

望月慎太郎

2019年ウィンブルドン・ジュニア選手権男子シングルスで日本人として初の優勝を飾った望月慎太郎が、マネジメント契約するIMGを通してプロ転向を発表した。

望月は、錦織圭(日清)も支援した「盛田正明テニス・ファンド」の紹介により、12歳で米フロリダ州にあるスポーツ養成学校「IMGアカデミー」にテニス留学すると、その期待に応えるように成長。2017年にはジュニア日本代表に選出され、2019年のウィンブルドン・ジュニア選手権で日本人初の優勝を果たした。

2020年からATPチャレンジャーツアーに参加。2021年になると国別対抗戦デビスカップ史上最年少(17歳9か月)で日本代表に選ばれるなど、日本テニス界の新星に相応しい活躍ぶりをみせており、満を持してのプロ転向となった。

21日、プロ転向発表のオンライン会見で、ATPチャレンジャーツア以上のクラスの大会出場への意気込みを語り、「トップ10に入ることを常に目標にしている。できるだけ早くたどり着けたら」と豊富を述べた。

現在、18歳で男子シングルス世界ランキングは391位だが、「小さいころから(ロジャー)フェデラー選手にずっと憧れてきた。あんな選手になりたい」とも話し、憧れのビッグスリーの一角をお手本にしながらトップ10を目指す。プロ転向は11月1日付となり、ラケットはヨネックス、シューズとウェアはアシックスと契約したという。所属は当面「IMG」名義になるが、正式な所属先は年内にも発表される見込みだ。

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