FIBA男子バスケットボール オリンピック最終予選結果:6月29日

German National Team

6月29日、東京オリンピック最後4つの出場枠をかけた最終予選大会が各地で開幕した。29日に行なわれた試合を振り返る。

リトアニア大会

グループA :リトアニア 76-65 ベネズエラ

リトアニアがベネズエラ相手に勝利し、白星発進に成功した。メンフィス・グリズリーズのセンターであるヨナス・バランチュナスがフィールドゴール9本中8本を決め、20得点と活躍した。リトアニアはリバウンド争いでも41-31とベネズエラを圧倒。第2クォーターを25-18で勝利したことで、リトアニアが主導権を掴んだ。

NBA選手の活躍
バランチュナスは20得点に加えて、11リバウンドも記録している。さらにインディアナ・エピサーズのセンターであるドマンタス・サノビスも、12得点(FG 8本中6本成功)、8リバウンド、2アシストでリトアニアの勝利に貢献した。

グループB:ポーランド 83-64 アンゴラ

ポーランドが83-64でアンゴラに勝利し、白星発進。ポーランドの得点リーダーはマテウス・ポニトカで22得点。勝利の鍵となったのはポーランドのディフェンスで、アンゴラから20ターンオーバーを引き出した。アンゴラのやニック・モレイラがゲーム最多の27得点を記録している。

クロアチア大会

グループA:ドイツ 82-76 メキシコ

40-42でハーフタイムを迎えたドイツは、後半に逆転し初戦でメキシコに勝利。10得点、10リバウンド、5アシストを記録したセンターのヨハネス・フォクトマン(CSKAモスクワ)と、チーム最多の17得点を記録したガードのヨシコ・ザイブウ(シャンパーニュ)がチームを勝利へと導いた。メキシコはフランシスコ・クルースがフィールドゴール成功率55%でゲーム最多となる30t億点を獲得した。

NBA選手の活躍
ドイツはオーランド・マジックのセンターであるモー・バグナーが17分の出場時間で11得点、5リバウンドを記録。ワシントン・ウィザーズのイザック・ボンガは試合終盤に貴重なフリースローを決め、26分の出場でダブルダブル(13得点、9リバウンド)を達成した。

グループB:ブラジル 83-57 チュニジア

ブラジルがチュニジアに圧勝し、予選大会を白星スタート。ブラジルは3ポイントショットが好調(成功率43%)で、リバウンド争いでも42-36とチュニジアを圧倒した。ブラジルの得点リーダーはビトール・ベニテ(15)、ハファエル・ヘットシェイメル(11)、レオナルド・メインデル(10)。ブラジルはチュニジアをFG成功率わずか36%に抑えた。

セルビア大会

グループA:セルビア 94-76 ドミニカ共和国

セルビアが第4クォーターを27-10と支配し、ドミニカ共和国相手に18点差の勝利で大会をスタートさせた。ダラス・マーベリックスのセンターであるボバン・マリヤノビッチがゲーム最多の18得点を記録した。

NBA選手の活躍
マリヤノビッチはインサイドを圧倒し、得点だけでなく10リバウンドも獲得。さらにセルビアはマイアミ・ヒートのフォワード、ネマニャ・ビエリツァが2本の3ポイントショットを含む12得点を記録した。

原文:FIBA Olympic Qualifying Tournament recap: June 29 by NBA.com

翻訳:大西玲央 Twitter: @ReoOnishi


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