6月22日（同23日 午前9時30分）、NBAドラフト2021 presented by State Farmの抽選順位を決めるNBAドラフトロッタリー2021が行なわれる。参加チームの代表には、永遠のレジェンドや新たなタレント、フロント幹部のパイオニアらが登場する。
そのひとりが、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズだ。昨年のドラフトで全体1位指名されたエドワーズは、今季平均19.3得点、4.7リバウンド、1.1スティールを記録し、新人王争いで2位となった。
昨年のウルブズは、全体1位を獲得する確率が14％だった3チームのうちのひとつだった。今年もウルブズは幸運が必要だ。上位3位までの指名権でなかった場合、アンドリュー・ウィギンズとディアンジェロ・ラッセルのトレードに含まれた条件により、ウルブズの指名権はゴールデンステイト・ウォリアーズに譲渡される。ウルブズが上位3位までの指名権を得る確率は27.6％だ。
今季のリーグで最下位の成績だったヒューストン・ロケッツは、デトロイト・ピストンズやオーランド・マジックと並び、全体1位獲得確率が最も高い（14％）。ロケッツの指名権が4位以内でない場合（確率47.9％）、クリス・ポールとラッセル・ウェストブルックのトレードに含まれた条件により、ロケッツの指名権はオクラホマシティ・サンダーに譲渡される。
そのロケッツを代表するのが、ロッタリーシステムが導入される前の最後のドラフトだった1984年に全体1位指名されたアキーム・オラジュワンだ。ロケッツを1994年と95年の連覇に導いたオラジュワンは、殿堂入りした球団のアイコンである。
今回のロッタリーに登場するもうひとりのレジェンドが、WNBA優勝3回、オールスター選出4回、WNBA Top 20@20メンバーのスウィン・キャッシュ。現在はニューオーリンズ・ペリカンズのバスケットボール運営部バイスプレジデントを務める。2016年以降、ポストシーズンを戦ったのが1回だけというペリカンズが上位4位までの指名権を得る確率は20.2％だ。
そのほか、以下の人物たちがそれぞれのチームを代表する。
・2021年殿堂入り候補のベン・ウォーレス（デトロイト・ピストンズ）
・NBA選手マイルズ・ブリッジズ（シャーロット・ホーネッツ）
・マーク・エバーズリーGM（シカゴ・ブルズ）
・コビー・アルトマンGM（クリーブランド・キャバリアーズ）
・リック・ウェルツ社長兼COO（ゴールデンステイト・ウォリアーズ）
・元エグゼクティブのナンシー・レナード（インディアナ・ペイサーズ）
・Gリーグのナジー・モハメドGM（オクラホマシティ・サンダー）
・バスケットボール運営部代表ジェフ・ウェルトマン（オーランド・マジック）
・モンテ・マクネアGM（サクラメント・キングス）
・マネジングパートナーのピーター・ホルト
・NBA選手フレッド・バンブリート（トロント・ラプターズ）
The 2021 NBA Draft Lottery, broadcast live tomorrow night at 8:30 p.m. ET on ESPN, will determine the order of selection for the first 14 picks of the 2021 NBA Draft.
— NBA Communications (@NBAPR) June 21, 2021
Below are the individuals who will represent their respective teams. pic.twitter.com/vXxYmdJxo7
NBAドラフト2021は7月29日（同30日）に開催される。
原文：Anthony Edwards, Hakeem Olajuwon among Draft Lottery team representatives by NBA.com（抄訳）
