パラリンピック:競泳女子100m背2位の山田美幸が日本勢メダル1号&史上最年少メダリストに…男子50m平泳ぎで鈴木孝幸が銅メダル

東京パラリンピック、銀メダルの山田美幸、銅メダルの鈴木孝幸

東京パラリンピック第2日・競技初日となる8月25日、競泳の女子100メートル背泳ぎ(身体障害52)の山田美幸が銀メダルを獲得し、14歳で日本人史上最年少のメダリストとなった。男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)では、鈴木孝幸がキャリア通算6個目のメダルとなる銅メダルを獲得した。

女子100メートル背泳ぎ(身体障害52)では、14歳の山田美幸が日本選手団第1号のメダリストとなった。生まれつき両腕がない山田は、左右で長さが違う両脚と上半身をうまく使い、2分26秒18で2位に。銀メダルを獲得し、日本勢最年少のメダリストの栄誉をつかんだ。

山田はリオデジャネイロ・パラリンピックをみて刺激を受けた。「オレも小さい頃からかっぱだった」と言い聞かせてくれた父は2年前、がんで急逝。そんな父に向け「私はかっぱになりましたと伝えたい」と話した。9月2日の女子50メートル背泳ぎにもエントリーしており、金メダルを目指す。


男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)では、5大会連続出場のベテラン、鈴木孝幸が2012年ロンドン・パラリンピック以来の同種目のメダルを手にした。

先天性四股欠損で右腕の肘から先、両脚もほとんどない山田は、予選を余力を残した形で突破すると、決勝では49秒32で3位となり銅メダルを獲得した。同種目では2008年の北京大会、2012年のロンドン大会に続く3つ目のメダルで、キャリア通算6個目(金1、銀1、銅4)となった。

鈴木は今大会、5種目でのメダル獲得を狙っており、「気を引き締めてメダルを穫れるようにしたい」と豊富を述べた。

パラリンピックは、各競技各種目によって障がいの度合いによりカテゴリーが細分化されている。

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