11月5日(日本時間6日)に開幕するNBA Gリーグの2021-22シーズンには、注目の選手たちが登場する。NBA経験のあるランス・スティーブンソンとブランドン・ナイト、NBAレジェンドのドウェイン・ウェイドの息子ザイア、ロンゾの弟でラメロの兄であるリアンジェロ・ボールといった選手だ。
以下、Gリーグのドラフトで指名された注目選手を取り上げる。
ブランドン・ナイト
4人の中で最上位指名だったのは、スーフォールズ・スカイフォース(マイアミ・ヒート傘下)が全体6位で指名した元デトロイト・ピストンズのナイトだ。
2011年のNBAドラフトでピストンズから全体8位で指名され、8シーズンで異なる4つのチーム(ミルウォーキー・バックス、フェニックス・サンズ、ヒューストン・ロケッツ、クリーブランド・キャバリアーズ)でプレイ。2019-20シーズンにピストンズに復帰し、9試合出場で平均11.6得点、2.3リバウンド、4.3アシストを記録した。
ザイア・ウェイド
全体10位で指名されたウェイドは、ソルトレイクシティ・スターズに向かう。父親が提携チームであるユタ・ジャズの株式を取得しただけに、親しみを感じるかもしれない。
父親の足跡をたどりたいと願い、Gリーグで成長を目指すウェイドは、いずれNBAの契約を手にすることを望んでいる。Gリーグにおける自分の運命を知るべく、緊張してページを更新する間、父親と家族はそばで特別な瞬間を共有していた。
ランス・スティーブンソン
この日のドラフトで最も有名なのは、グランドラピッズ・ドライブが13位で指名したランス・スティーブンソンだろう。
元ドラフト2巡目指名選手で、NBAでの経験が9年というベテランのスティーブンソンは、インディアナ・ペイサーズでキャリアを始め、4シーズン在籍。シャーロット・ホーネッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、メンフィス・グリズリーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、直近で2018-19シーズンにロサンゼルス・レイカーズと、複数のNBAチームでプレイした31歳だ。NBAでは平均8.6得点、4.2リバウンド、2.9アシストという成績を残している。
リアンジェロ・ボール
続いて14位でグリーンズボロ・スウォームが指名したのが、リアンジェロ・ボールだ。
ボールはMGMリゾーツ・サマーリーグでホーネッツの一員として騒がれた。ポートランド・トレイルブレイザーズとのラスベガスでの初戦で、16分間のプレイで5本の3ポイントショットを含む16得点をあげている。サマーリーグの5試合で平均9.6得点、2リバウンド、1.6スティールを記録した。
その後は昨季のNBA新人王である弟のラメロと練習したボールは、今月に入ってホーネッツと保証なし契約を結んだが、翌日にウェイブ(保有権破棄)されていた。
原文:Lance Stephenson, LiAngelo Ball headline 4 notable names in G League Draft by NBA.com(抄訳)