1月25日(日本時間26日)、NBAは2月18日(同19日)にクリーブランドで開催されるNBAオールスター2022におけるCLOROXライジングスターズのフォーマットを発表した。
以前は1年目選手対2年目選手、昨年まではワールドチームとU.S.チーム(アメリカ出身選手チーム)の対戦だったが、今年は1年目選手、2年目選手、そして初めてNBA Gリーグ・イグナイトの選手からなる4チームが3試合を行うかたちとなった。
形式
- NBAの1年目選手12名と2年目12名、さらにイグナイト選手4名からなる計28選手で4チームを構成。NBA選手はNBAのアシスタントコーチたちが、イグナイトの選手はNBA Gリーグのヘッドコーチたちが選出する。
- 各チームを指揮するのは、「NBA 75」(NBA創設75周年記念チーム)のメンバーと2022年オールスターゲームのアシスタントコーチたち。トーナメント開催日以前の日程で行われるドラフト指名によってチームを編成する。各チームにイグナイト選手が1名ずつ割り当てられる。
- 試合はいずれも「ファイナル・ターゲットスコア」(最終目標得点)制で開催。制限時間をもうけることなく、バスケットを決めるかフリースロー成功で試合終了となる。リーグ創設75周年記念シーズンを祝い、「Race to 75」(75へのレース)として、第1試合と第2試合はどちらかのチームが50得点に到達するまで、第3試合(決勝戦)はどちらかのチームが25得点に到達するまで行われる。
組み合わせ
- 第1試合: チームA 対 チームB
- 第2試合: チームC 対 チームD
- 第3試合: 第1試合勝者 対 第2試合勝者
CLOROXクラッチチャレンジ
- ライジングスターズの第2試合と第3試合の間には、CLOROXクラッチチャレンジと呼ばれる時間制のシュート競技が行われる。NBA選手とNBA Gリーグ・イグナイト選手の合計8名が各2名の4チームに分かれ、NBAプレイオフの歴史で象徴的なショットにちなんだ5か所からシュートして競う。
- 各チームはひとつのボールを共有して競い、各選手が交互にショットを打つ。つまり、2回以上連続して同じ選手がショットを放つことはできない。チーム1が1分30秒間に5か所から好きな順番でショットを放ち、チーム1のタイムがチーム2の制限時間となる。チーム1のタイムが1分15秒なら、チーム2は1分15秒間で競技を終えなければならない。各チームが次のチームの時間を設定するかたちで、最速で達成したチームがCLOROXクラッチチャレンジの勝者となる。
ロスター
- 2022年CLOROXライジングスターズのロスターは、後日発表される。
2022年オールスターの日程(現地時間)
- 1月27日: オールスターゲームのスターター発表
- 2月3日: オールスターゲームのリザーブ発表
- 2月8日: ステイトファーム・オールスター・サタデーナイト参加者発表
- 2月10日: オールスターゲームのドラフト
- 2月18~20日: オールスターウィークエンド