ベン・ウォレスがピストンズに、バスケットボール運営部門およびチームエンゲージメントの顧問として参画

2021-10-08
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デトロイト・ピストンズは10月8日(日本時間9日)、ベン・ウォレスがバスケットボール運営部門およびチームエンゲージメントの顧問としてピストンズの組織に加わることを 発表 した。 

元ピストンズのウォレスは、トロイ・ウィーバーをはじめとするバスケットボール運営部門のスタッフや、ドウェイン・ケイシーをはじめとするコーチング・スタッフを補佐するとともに、ピストンズ所属の選手やモーターシティ・クルーズの選手の指導と育成にあたる。 そのほかにも、組織のビジネスイニシアチブやコミュニティへの取り組みにも従事する。

チームオーナーのトム・ゴアーズは、「ベンは殿堂入りを果たしたピストンズのレジェンドであり、ホームに戻ってきて我々のチームと組織をサポートし続けてくれています」と述べている。

「彼は、我々がここで築き上げていることのすべてを体現しており、ドウェインやトロイをはじめ、ほかのスタッフにとって真の財産となるでしょう。 ベンは、ピストンズの一員であることの基準を作ってくれた存在ですから、若い選手たちにも非常に大きな影響を与えてくれるでしょう」。

2021年9月にネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂入りを果たしたウォレスは、ワシントン・ウィザーズ、オーランド・マジック、ピストンズ、シカゴ・ブルズ、クリーブランド・キャバリアーズの各チームで、16シーズンにわたってキャリア通算1088試合に出場。2000年にマジックからピストンズに移籍してからは、ピストンズでの9シーズンで、NBA最優秀守備選手賞を4回(2002年、2003年、2005年、2006年)受賞し、NBAオールスターにも4度(2003年~2006年)選出されている。 

バージニア・ユニオン大学からドラフト指名外でNBA入りしたウォレスは、オールNBAセカンドチームに3度(2003年、2004年、2006年)、オールNBAサードチームに2度(2002年、2005年)、NBAオールディフェンシブ・ファーストチームに5度(2002年、2003年、2004年、2005年、2006年)、オールディフェンシブ・セカンドチームに1度(2007年)選出された。 

ピストンズでの初期の時代(2000年〜06年)には、7シーズンのうち5回のチームのプレイオフ進出に貢献し、2004年と2005年にはイースタン・カンファレンス優勝、2004年にはNBAチャンピオンシップを獲得している。

ピストンズは2016年にウォレスの背番号3を永久欠番にしている。


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