松山英樹がアジア人最多タイのPGAツアー8勝目到達

2022-01-17
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2021年マスターズ覇者の松山英樹が、PGAツアーのソニーオープン(ワイアラエCC、7044ヤード/パー70)最終日にプレーオフを制し、今季2勝目をあげると同時に、アジア人としての最多タイとなる8勝目に到達した。

昨年、日本人およびアジア人初のマスターズ覇者となった松山は、10月に日本で開催されたZOZOチャンピオンシップで錦を飾る今季1勝目をあげた。年明け、2022年の初戦となるセントリー・トーナメントオブチャンピオンズ(6〜9日、ハワイ州マウイ)では、13位タイに終わっていた。

13日からのソニーオープン・イン・ハワイは、初日は「66」と可もなく不可もなしといった成績だったが、徐々に調子をあげ、第3ラウンドで首位ラッセル・ヘンリー(米国)に2打差の単独2位で食らいついた。

決戦となった最終日、前半は5打差に広げられたものの、バックナインから猛追。10番、11番でバーディをとると、15番でも冴えわたるパットで絶好調の勢いをみせる。18番もバーディに決めてプレーオフに持ち込んだ。

プレーオフでも1ホール目からイーグルをたぐり寄せれば、ボギーで自滅したヘンリーをくだし、見事逆転優勝。自身今季2勝目にして、チェ・キョンジ(韓国)のもつアジア人最多PGAツアー通算8勝の記録に並んだ。

この勝利で2021-22年シーズンの世界ランキングは19位から10位にジャンプアップ。2018年以来のトップ10入りとなる。さらに、フェデックスカップポイントランキングで1位(1,153点)になり、プレーオフ大会出場に向けて弾みをつけた。

ほか日本勢は、小平智が通算15アンダーの12位で、次週「ザ・アメリカンエキスプレス」(カリフォルニア州)出場権を逃した。アマチュア世界ランク1位の中島啓太(日体大3年)は通算10アンダーの41位だった。

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