フィギュア北京五輪代表決定…男子は羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真、女子は坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜

2021-12-26
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日本スケート連盟は、12月26日、フィギュアスケート全日本選手権(埼玉県・さいたまスーパーアリーナ)の全競技終了後、同競技の2022年北京オリンピック日本代表を発表した。男子シングルは羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真、女子シングルは坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜となり、同大会の上位陣が順当に選出された。

日本代表最終選考会を兼ねる全日本を終え、北京五輪に挑む10人のスケーターが決まった。男子シングルは今季全日本を制し、2014年のソチ、2018年の平昌に続く3度目の五輪出場となる羽生結弦、全日本2位で平昌五輪銀メダリストとしての表現力の高さを証明した宇野昌磨、3位ながらフリースケーティングでは宇野超えの得点をマークした18歳の鍵山優真が初選出となった。

女子シングルは紀平梨花の負傷離脱による混戦を抜け出して優勝した坂本花織が2度目の五輪へ。2位の樋口新葉は今季の実績的にも順当といえる初選出。平昌五輪代表選考会で4位だった悔しさをバネに成長した。女子第3枠にはトリプルアクセルで存在感を示した勢いのある17歳の河辺愛菜が初選出された。

アイスダンスは全日本4連覇を果たした小松原美里、小松原尊の夫婦コンビが初選出。2位の"かなだい"村元哉、高橋大輔組と選考条件でイーブンとなっていたが、安定感のある小松原夫婦が切符をつかんだ。2010年バンクーバー五輪男子シングル銅メダリストである35歳の高橋は、アイスダンスに転向しての8年ぶりの五輪を目指すも、出場は叶わなかった。

ペアは全日本前に内定していた"りくりゅう"こと三浦璃来、木原龍一ペア。こちらも初選出となる。

北京五輪のフィギュアスケート競技は、2022年2月4日から20日のスケジュールで行われる予定。

<2022年北京オリンピックフィギュアスケート日本代表>

【男子シングル】

  • 羽生結弦(ソチ/金、平昌/金)
  • 宇野昌磨(平昌/銀)
  • 鍵山優真(初選出)

【女子シングル】

  • 坂本花織(平昌/6位)
  • 樋口新葉(初選出)
  • 河辺愛菜(初選出)

【ペア】

  • 三浦璃来、木原龍一組(初選出)

【アイスダンス】

  • 小松原美里、小松原尊組(初選出)