現地時間6月12日のUEFA欧州選手権（EURO2020）・フィンランド戦の試合中に昏倒し、同日中に回復したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、15日、デンマーク代表のInstagramに感謝のメッセージを投稿した。
エリクセンはフィンランド戦前半にピッチで昏倒、デンマークのチームドクター、モーテン・ボーセン医師は心停止を認めたものの、同代表主将のシモン・ケアーや競技場スタッフ、また、搬送先の病院での迅速な治療により、その日の内に意識を回復していた。
回復に向かうエリクセンは同15日になって、自身のInstagramにメッセージを投稿。「世界中からの温かく、素晴らしいメッセージに感謝します。まだいくつかの検査を受けなければいけませんが、私は大丈夫です」とつづっている。
投稿には病室のベッドの上でサムアップしたエリクセン自身の写真が添えられており、同17日のベルギー戦を控えるデンマーク代表に向けて「ずっと応援している」とエールを送った。
通信社AFPによれば、迅速な蘇生処置による早い回復から見通しは明るいとされるものの、サッカー復帰が可能かについてわからないという専門医のコメントを紹介していた。